をを、ヲは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。1モーラを形成する。五十音図において第10行第5段(わ行お段)に位置する。現代ではおと同じ発音であるため、現代仮名遣いでは格助詞の「を」を除いて使われず、代わりに「お」と書かれる。歴史的なものでは、『をかし(趣がある)』などがある。
現代の音韻: おと同じである。
五十音順: 第47位。や行い段とえ段のいとえ及びわ行う段のうを数に加えると50位。逆に現代仮名遣いで使われないゐとゑを除くと45位
いろは順: 第12位。「る」の次、「わ」の前。
平仮名「を」の字形: 「遠」の草体
片仮名「ヲ」の字形: 「乎」の上の部分の変形
づんだ『ずんだ』より : ずんだ (づんだとも表記) は、大豆(枝豆)をすりつぶして作る緑色の餡である。宮城県と山形県の郷土料理であり、ずんだ餅として食べることが多い。
山形県ではじんだんと呼ばれることもある。
山形県、福島県地方では、元来「豆ヌタ」または単に「ヌタ」と呼んでいたが、宮城県地方(主に仙台地方)での呼称の「ずんだ」が有名になり、次第に前述の地方でも主におみやげ物などでは「ずんだ」が使用されるようになっている。語源は諸説あるが「豆を打つ」ことから、「豆打」が「豆ん打」に転化したものと思われる。最近では冷凍食品の普及から、通年において食べることが出来るようになったが、ずんだの元となる青ばた豆の鮮やかな緑色は夏の(とくにお盆のお供えとして)風物詩でもある。